シリコン・フッ素・無機塗料の違いとは?失敗しない外壁塗料の選び方

ご自宅の外壁や屋根を見上げたとき、色あせやひび割れが気になり始めていませんか?
外壁塗装を考えた際、多くの方が悩まれるのが「どの塗料を選べばいいのか」という問題です
見積書に並ぶ「シリコン」「フッ素」「無機」といった言葉を見ても、専門知識がなければ違いが分からず、どれを選ぶのが正解なのか不安になりますよね
今回は、それぞれの塗料の特徴や費用相場、山陰地方の気候に合わせた選び方を分かりやすく解説します💡
ご自宅のメンテナンスを成功させるための知識がしっかり身につきますので、ぜひ最後までお読みくださいね☺
結局どれがいいの?あなたに合う塗料の選び方
結論から申し上げますと、すべての建物に対して「これが絶対の正解」という万能な塗料はありません‼
なぜなら、お客様が建物にあと何年住み続けたいかというライフプランや、ご予算によって最適な塗料は異なるからです
選び方の大きな目安としては、以下の3つの基準を参考にしてください
コストパフォーマンスと価格のバランスを重視したい方は「シリコン塗料」がおすすめです
次回の塗り替えまでの期間を長くして、メンテナンスの手間を減らしたい方は「フッ素塗料」が適しています
そして、多少の初期費用がかかっても、最高峰の耐久性で家を長く守りたい方は「無機塗料」を選ぶのがベストです
外壁塗装は、単に高い塗料を塗れば安心というわけではありません
建物の現在の状態を正しく把握することが第一歩となります
まずは専門家による無料建物診断を利用して、プロの目で現状を確認してもらうことから始めてみるのがおすすめです☺

外壁の劣化を放置するリスクと山陰地方特有の気候リスク
外壁のチョーキング(壁に触ると手に白い粉がつく現象)や小さなひび割れを見つけても、「まだ大丈夫だろう」と後回しにしてしまう方は少なくありません
しかし、外壁の劣化を放置すると、建物の寿命を縮める大きな問題へと発展してしまいます
塗膜が劣化すると、雨水が外壁材そのものに染み込むようになります
日本の住宅の多くに使われているサイディング(外壁に張る板状の外装材)やモルタルは、水分を含むと乾燥時に収縮し、ひび割れがさらに広がります
最悪の場合、建物の骨組みである柱や梁が腐食し、シロアリの発生や雨漏りを引き起こす原因になるのです
こうなると、通常の塗装工事だけでなく、大規模な修復工事が必要になり、費用も数百万円単位に膨れ上がってしまいます
特に、島根県(松江市・出雲市・雲南市・安来市など)や鳥取県米子市をはじめとする山陰地方は、建物にとって厳しい気候環境にあります
日本海側特有の湿気を含んだ強い冬風や長雨、積雪、そして沿岸地域での塩害は、塗膜の劣化を著しく早める要因です
冬場に外壁の隙間に入り込んだ水分が凍結して膨張する凍害も、この地域ならではの注意点といえます
だからこそ、地域の気候特性を熟知した上で、適切な塗料選びと早めの対策を行うことが不可欠です!
シリコン・フッ素・無機塗料の特徴とメリット・デメリット
それでは、具体的にシリコン、フッ素、無機の各塗料にはどのような違いがあるのでしょうか
それぞれの特徴とメリット、デメリットをプロの視点で解説します
シリコン塗料:一番人気でバランスの良い定番塗料 シリコン塗料は、現在の外壁塗装において最も広く使われている主流の塗料です
・メリット:価格と耐久性のバランスが非常に良く、カラーバリエーションも豊富で、湿気や結露に強い特性もあります
・デメリット:後に解説するフッ素や無機に比べると耐久年数が劣るため、長期的な視点で見ると塗り替えの回数が多くなる可能性があります
フッ素塗料:商業ビルでも使われる高い耐久性 フッ素塗料は、航空機や東京スカイツリーなどの大型構造物、商業ビルなどにも使われている高級塗料です
・メリット:紫外線や雨風に対して非常に強く、耐候性に優れています。光沢が長持ちし、汚れが付きにくいのも特徴です
・デメリット:シリコン塗料に比べて価格が高くなります。また、塗膜がやや硬いため、建物のひび割れに追従しにくいという側面もあります
無機塗料:最高峰の寿命を誇る次世代塗料 無機塗料は、ガラスや鉱物などの「無機物」を配合した、最新技術の塗料です
・メリット:紫外線でほとんど劣化しないため、20年前後の圧倒的な耐久年数を誇ります。藻やカビが発生しにくく、燃えにくいという特徴もあります
・デメリット:3つの塗料の中で最も価格が高くなります。職人の高い施工技術が必要とされるため、施工店選びが非常に重要です
このように、塗料にはそれぞれメリットとデメリットがあります
費用・期間・タイミングの目安と判断基準チェックリスト
外壁塗装を検討する上で、やはり気になるのが費用や工事期間の目安です
一般的な戸建て住宅(延床面積約30坪)を基準とした、塗料ごとの一般的な費用相場と耐久年数は以下の通りです
なお、これらはあくまで目安であり、お住まいの劣化状況や現場条件により変動します🏠
シリコン塗料:耐久年数 約10〜15年 / 工事費用目安 約80〜120万円
フッ素塗料 :耐久年数 約15〜18年 / 工事費用目安 約120〜140万円
無機塗料 :耐久年数 約20〜25年 / 工事費用目安 約130〜180万円
工事期間は、一般的な戸建て住宅で約1カ月が目安となります
足場の組み立てから高圧洗浄、下地処理、そして下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りを経て、丁寧に行うにはこれだけの期間が必要です
外壁塗装のよくある質問
Q1:シリコン塗料とフッ素塗料で迷っています。どちらが良いでしょうか?
A1:あと10年ほど家を持たせたい、あるいは初期費用を抑えたい場合はシリコン塗料が適しています。一方で、今後の塗り替え回数を減らしてトータルの手間とコストを抑えたい、あるいは15年以上は綺麗な状態を保ちたいという場合はフッ素、無機塗料をおすすめします🏠ライフプランに合わせてお選びください
Q2:無機塗料は価格が高いですが、本当に元が取れるのでしょうか?
A2:無機塗料は初期費用こそ高くなりますが、耐久年数が約20年以上と長いため、シリコン塗料を2回塗る期間を1回の工事でカバーできます。足場費用や職人の人件費は工事のたびに発生するため、長期的に見れば塗り替え回数が減る無機塗料の方が、結果的にコストパフォーマンスが高くなるケースが多いです
Q3:外壁塗装と同時に屋根塗装も行った方が良いですか?
A3:同時に行うことを強くおすすめします!外壁塗装も屋根塗装も、安全に作業を行うために必ず足場を組み立てる必要があります。この足場費用は一般的な住宅で15万から20万円ほどかかりますが、外壁と屋根をまとめて工事すれば、足場代が1回分で済むため、別々に行うよりも大きな費用の節約になります✨
Q4:見積もりを出してもらった後、断っても大丈夫でしょうか?
A4:もちろん大丈夫です!優良な施工業者であれば、見積もりや診断の後に強引な営業を行うことはありません。提示された内容や金額、業者の対応をじっくりと比較検討していただき、納得がいかない場合はお断りいただいて全く問題ありません。複数社から見積もりを取る比較検討をおすすめします‼
まとめ
今回の内容を簡単に振り返ります💡
・塗料にはシリコン、フッ素、無機の種類があり、ライフプランや予算で最適なものは異なる
・島根県や鳥取県米子市といった山陰地方は気候が厳しいため、適切な塗料選びと早めの対策が大切
・新築から10年前後、またはチョーキングなどの劣化サインが見られたら塗り替えの検討タイミング
・見積書の内容が具体的で、丁寧な診断を行う地元の信頼できる業者を選ぶことが成功の鍵
外壁塗装はお住まいを長持ちさせるための大切なお買い物です
焦って決める必要はありませんので、まずはご自宅の現状を正しく知ることから始めてみてはいかがでしょうか☺
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