屋根って塗り替えるの?塗り替えなくてもいい屋根材をプロが解説

2026.07.01

屋根って塗り替えるの?塗り替えなくてもいい屋根材をプロが解説

こんにちは、播磨屋塗匠です!
「屋根は本当に塗り替えが必要?」そんな疑問を分かりやすく解説します
塗装が必要な屋根材・不要な屋根材の違いや判断基準、山陰地方で注意したいポイントまで詳しくご紹介します💡
アイコン目次

結論「屋根はすべて塗り替えるわけではありません」

屋根は必ず塗り替えなければならないわけではありません
屋根材にはさまざまな種類があり、それぞれ役割や構造が異なります

例えば、
・定期的な塗装が必要な屋根
・塗装よりも別のメンテナンスが重要な屋根
・基本的には塗装しなくてもよい屋根

このように大きく分けられます

なぜ屋根によって塗装の必要性が違うのか?

屋根塗装の目的は「防水」ではなく「保護」

屋根塗装の役割を「雨漏りを防ぐため」と思われる方もいますが、実際には少し違います
塗装の主な目的は、屋根材の表面を紫外線や雨風から守ることです
屋根は一年中、強い紫外線や雨、風、寒暖差の影響を受けています
特に山陰地方は梅雨や冬の降雪、日本海からの湿った風、地域によっては塩害の影響も受けやすく、屋根への負担が大きい地域です
塗膜(屋根を保護する塗料の膜)が劣化すると、防水性能ではなく保護性能が低下し、屋根材そのものの傷みが進みやすくなります

屋根塗装は、劣化した塗膜を新しくするだけではありません
塗り替えのタイミングだからこそ、機能性の高い塗料を選ぶことで、住まいの性能をさらに向上させることができます
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放置するとどうなる?

塗装が必要な屋根を長期間放置すると、次のような症状が現れることがあります
・色あせ
・コケや藻の発生
・ひび割れ
・表面の剥がれ
・屋根材の欠けや割れ

特にスレート屋根では、塗膜がなくなることで雨水を吸収しやすくなり、凍結と融解を繰り返すことで劣化が進む場合があります
山陰地方でも、冬場の寒暖差によって傷みが進行している屋根を見かけることがあります
この段階であれば塗装で対応できたものが、放置期間が長くなることで屋根材そのものの交換が必要になるケースもあります

現場で感じる「まだ大丈夫」と思っていた屋根

実際の診断では、「見た目はそこまで悪くないと思っていた」というお客様の屋根でも、高所から確認すると劣化が進んでいることがあります
反対に、「塗装が必要だと思っていたけれど、まだ十分メンテナンス時期ではなかった」というケースも少なくありません
屋根は地上から見えにくいため、見た目だけで判断することは難しい場所です
そのため、一定の年数が経過したら専門業者による点検を受けることが、結果として余計な工事を防ぐことにもつながります

塗装が必要な屋根材・不要な屋根材

定期的な塗装が必要な屋根

代表的なのは次のような屋根材です
・スレート屋根(セメントを主原料とした薄い屋根材)
・セメント瓦

これらは塗膜によって保護されているため、経年劣化に合わせて塗装を行うことで長持ちしやすくなります
一般的には10〜15年程度を目安に点検を受ける住宅が多く見られますが、立地や環境によって時期は異なります

スレート屋根
スレート屋根
セメント屋根

状態によって塗装を検討する屋根

ガルバリウム鋼板屋根は耐久性が高い屋根材ですが、永久にメンテナンスが不要というわけではありません
色あせや傷、サビが見られる場合には、状態に応じて塗装を行うことで美観と耐久性の維持につながります
ただし、まだ塗膜が十分残っている状態では、急いで塗装する必要がない場合もあります

ガルバリム屋根

基本的に塗装しない屋根

粘土瓦日本瓦や洋瓦は、屋根材そのものに耐久性があり、基本的には塗装を必要としません
ただし、
・漆喰(しっくい:瓦を固定する白い材料)の劣化
・棟瓦のズレ
・割れた瓦

などは定期的な点検が必要です
「瓦だから何もしなくていい」というわけではなく、塗装以外のメンテナンスが重要になります

和瓦
洋瓦

判断に迷ったらプロに確認を

築年数だけで屋根の状態を判断することはできません
同じ築15年でも、
・日当たり
・周辺環境
・屋根の形状
・施工方法

によって劣化の進み方は大きく変わります

また、屋根は高所にあるため、地上からでは細かな劣化まで確認することが難しい場合があります
播磨屋塗匠では、より正確に屋根の状態を確認するため、無料のドローン点検を開始しました
屋根に上ることなく、細かなひび割れや塗膜の状態まで確認できるため、現在の屋根の状態を把握したい方にもおすすめです

「塗装した方がいいのか、それともまだ必要ないのか分からない」という段階で相談することが、後悔しないメンテナンスへの第一歩です
屋根の状態が気になる方や、点検をご希望の方は、お気軽に播磨屋塗匠までご相談ください

費用・期間・タイミングの目安

屋根塗装の費用相場

屋根塗装の費用は、屋根の大きさや形状、劣化状況、使用する塗料によって変わりまが
一般的な戸建て住宅では、屋根塗装のみで40万円~80万円程度が一つの目安です
ただし、
・屋根材の種類
・下地の傷み具合
・足場の有無
・補修工事の必要性

によって費用は変動します

また、外壁塗装と同時に施工する場合は、足場を一度で済ませられるため、結果としてコストを抑えられるケースもあります
現場条件により費用は変動するため、実際には建物診断を行ったうえで見積りを確認することが大切です

工事期間の目安

屋根塗装の工期は、一般的に5~8日程度です
ただし、
・雨天
・強風
・積雪
・塗料の乾燥時間

などの影響を受けるため、山陰地方では天候を考慮しながら工事を進める必要があります

播磨屋塗匠でも、品質を優先するため、無理に工程を進めることはありません
塗料は決められた乾燥時間を守ることで、本来の性能を発揮します

塗り替え時期の目安

「築何年で塗装すればいいですか?」というご質問をよくいただきます
一般的には築10~15年が一つの目安ですが、これはあくまでも目安です
次のような症状が見られたら、一度点検をおすすめします
・屋根の色あせが目立つ
・コケや藻が増えてきた
・屋根材が割れている
・サビが見られる
・前回の塗装から10年以上経過している

すぐに工事が必要とは限りませんが、現状を把握しておくことで計画的なメンテナンスがしやすくなります

信頼できる業者の見分け方

「塗装ありき」の提案をしない業者を選ぶ

屋根は見えない場所だからこそ、不安を感じやすい部分です
だからこそ大切なのは、「塗装が必要です」と結論だけを伝えるのではなく、写真や診断内容をもとに現状を説明してくれる業者を選ぶことです
必要がない場合には「今回はまだ様子を見ても大丈夫です」と伝えてくれる姿勢も、信頼できる業者の特徴の一つです

地元業者ならではの強み

島根県や鳥取県米子市では、積雪や湿気、日本海側特有の気候など、地域に合わせた施工が重要になります
地域密着の業者は、その土地の気候を踏まえた塗料選びや施工方法を提案しやすく、施工後の相談もしやすいというメリットがあります
また、施工実績が豊富であれば、似た屋根材や住宅の事例を確認できるため、完成後のイメージもしやすくなります
施工事例を公開しているかどうかも、業者選びの参考になります

よくある質問

Q. 屋根は見た目がきれいでも塗装した方がいいですか?

必ずしもそうではありません
見た目がきれいでも塗膜が劣化している場合もあれば、反対に塗装時期まで余裕がある場合もあります
屋根は地上から判断しにくいため、写真を使った点検で確認することをおすすめします

Q. ガルバリウム鋼板は塗装しなくても大丈夫ですか?

耐久性の高い屋根材ですが、永久にメンテナンスが不要というわけではありません
色あせや傷、サビなどが見られる場合は、状態に応じて塗装を検討することで長持ちにつながります

Q. 日本瓦は本当に塗装しなくていいのですか?

一般的な粘土瓦は塗装不要です
ただし、漆喰や棟瓦の劣化、瓦のズレなどは点検が必要です
塗装ではなく、瓦屋根に合ったメンテナンスを行うことが大切です

Q. 外壁と屋根は一緒に塗装した方がお得ですか?

足場を一度で済ませられるため、一般的には同時施工の方が費用を抑えやすくなります
ただし、屋根の状態によっては外壁だけ施工するケースもありますので、建物全体を見て判断することが重要です

Q. 訪問業者に「すぐ塗装しないと危険」と言われました。

その場で契約する必要はありません
写真や診断内容を確認し、複数の意見を聞いたうえで判断すると安心です
慌てずに信頼できる業者へ相談することをおすすめします

Q. 点検だけお願いしても大丈夫ですか?

もちろんです!
屋根の状態を知ることが目的でも問題ありません
診断結果を参考に、ご自身のタイミングでメンテナンスを検討すると安心です

まとめ

屋根塗装について大切なポイントをまとめます

・屋根はすべて塗装が必要というわけではありません
・屋根材によって適切なメンテナンス方法は異なります
・山陰地方は湿気や積雪の影響を受けやすく、定期的な点検がおすすめです
・築年数だけでは判断できないため、実際の状態を確認することが大切です
・信頼できる業者に診断してもらい、納得したうえで工事を検討しましょう

普段見えない屋根だからこそ、不安になることもあると思います
しかし、「塗装が必要なのかどうか」を正しく知るだけでも、今後の住まいのメンテナンス計画は立てやすくなります

まずは現状を知ることから始めてみてはいかがでしょうか🌱

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